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■パナマ帽の由来

しなやかで艶のある美しいパナマ草(中米原産)で編まれたパナマ帽は、時のアメリカ大統領ルーズベルトがパナマ運河を訪れた際に購入し、好んで着用したことでも有名な紳士の為の(もちろん、女性にも!)逸品です。

パナマで作成された為にパナマ帽と呼ばれているのではなく、中米で作成されたこのパナマ帽がパナマ運河によって世界に流通をした為にこのような呼ばれ方をしているのです。そして、マヤの世界ではJIPI(イピ)と呼ばれ昔から高温多湿のこの地方では親しまれてきました。

ユカタン産のパナマ帽は、出来上がりと編み目の美しさで世界の紳士に有名な垂涎の逸品になっており、近年その価格の高騰と共に入手が難しくなってきています。


ユカタン半島で生産されるパナマ帽は世界へ

パナマ帽の産地はユカタン半島はカンペチェ州のマヤ先住民の村で、今でも全て手作業にて一つ一つ丹念に編み上げられています。世に出回っている多くのパナマ帽とは違い、ここユカタン半島のパナマ帽は、「あじろ網」という3つ以上の編み目で構成される高度な技術と手間のかかる手法によって編み上げられているものが主流の為、その出来上がりの美しさは世界的にも認められています。

高温多湿の地下の工房で長い時間を掛けて編み上げられるマヤのパナマ帽は、JIPI(イピ)と呼ばれ、昔から高温多湿のこの地方では生活の中に生かされてきました。涼しく蒸れない天然素材のユカタン産パナマ帽はパナマ運河を経て世界へと輸出されていくのです。



■パナマ帽は何にでもあわせやすい!

弊社アテンドが使用しているのはこのパナマ帽。蒸し暑いこの地方の遺跡などを見学する際には、この陽射しをカットし、涼しくて蒸れないパナマ帽は大活躍しています。

熱のこもる都会や、またビーチリゾートなどでも、店長常用してきたのもこのパナマ帽。一見キザに見える帽子も、被り慣れると自分の体の一部のように自然に溶け込んで行き、いつしか手放せなくなるのは、やはり長年の歴史がこの使い心地の良さを裏付けているからでしょう。

日常の中ではTシャツやポロシャツにあわせたり、仕事着としてのスーツにも合わせやすく、しかも、実用的なのが何とも言えない魅力です。単なるファッショとしてではなく、ちゃんと実用にかなっているから尚更手放せなくなるのですね。

海外出張の際や、ビーチリゾートへ遊びに行くときには店長必ずパナマ帽をスーツケースに入れて行きましたし、暑い夏場などはスーツにも合わやすいのでかなり重宝していました。よく知人からも格好が良いので譲って欲しいと頼まれる事も多くなり、いつしか店長のメキシコ土産の定番にもなりました。


しかも、一つ一つ丹念に手作業にて仕上げられるパナマ帽ですので、大切に扱う事で一生使い続けることが出来ます。そして、使い込めば使い込むほどにそのしなやかさを増し、自分の体の一部として欠かせないアイテムになって行くのです(^^)店長が10年近く使用しているパナマ帽は今でも現役です。


パナマ帽で夏紳士…こんなページも是非参考に(^^)

パナマ帽の特徴は丸めて持ち運べること…

パナマ帽の特徴の一つとして携帯性に優れているという点があります。くるくるっと丸めてスーツケースなどに入れる事が出来ますので、ビーチリゾートなど暑い地方へのご旅行の際にはとても重宝します。

あじろ編みという高度な編み方によって、一つ一つ丹念に編み上げられているからこそに可能なこのしなやかさと出来の良さは品質の良さの証です。

「あじろ編み」とは、通常一つずつ交互に編み上げられるのに対して、3つ以上の編み目で構成されている編み方をいいます。熟練も必要な上に、一つを編み上げるのに時間がかかる為、世界で流通している中でもこの編み方で編んである事は上質の証とされています。

※左のように小さくコンパクトに折りたたむ事が出来ますが、使い始めはまだ馴染んでいないこともありますので、じっくりと使い込みながら馴染ませて行って下さい(^^)


自分好みのパナマ帽を選ぶ

パナマ帽というのは一種類ではありません。帽体という状態から、何度ものプレスを経て成形がされる訳ですが、そのスタイルには様々な種類があるのです。ここでは、代表的な3つのスタイルをご紹介します。

ボルサリーノ型

一般的にボルサリーノタイプと呼ばれる形です。上背のあるダンディーな方によく合います。

キューバ型

キューバ・タイプと呼ばれるモデルです。女性の方や、年配のシックな男性に似合います。

スタンダード型

一番普及しているモデルです。こちらは老若男女問わず、どんな方にも似合う定番モデルです。


パナマ帽は、リボンの色で雰囲気が変わる…

パナマ帽は、基本的にはサイズがS/M/Lの3つがありますが、微妙な調整はリボンによって行います。このリボン…日本の手芸屋さんなどでも購入する事が出来ますが、色の種類によって雰囲気が変わるので、一つのパナマ帽でいろいろやシチュエーションを楽しむ事が出来ます。その日の気分によってリボンを代えるなんてのも粋ですよね(^^)

ブラウン・リボン

渋い茶色のリボンです。意外と年齢を問わず似合う色です。ちょっとした服装のアクセントに、アロハやTシャツなどにも合わせやすい色です。

グレー・リボン

年配の方によく似合うシックなグレー系は、ブラックなどと共にフォーマルなシーンで活躍します。スーツなどにも合わせる時にもどうぞ!
ワイン・レッド

女性に人気の赤系のリボン。こうした原色系は、リゾート向きです。他にもブルーやグリーンで、その時の装いにあわせてみてください。


パナマ帽のグレードについて

こうして一つ一つ手作りで丹念に作成されるパナマ帽ですが、編み方によって、そして、その編み目の細かさによって大まかに3つのグレードに別れます。グレードが高くなればなるほど数字が高くなります。つまり、グレード1が一番下のグレードで、グレード3が一番上のランクになります。

そして、グレードの違いですが、グレード1と2の違いは編み方の違いですが、2と3の違いは、材料であるトキヤ草をグレード1と2を基準として、半分に割いてより細かくしたものがグレード3となります。グレード4はこれを更に4筋に割ったものを指します。グレードが上がる毎に、細かさとしなやかさが増します。

↑グレード3(あじろ編最上級)

あじろ編みで細かく編まれた最上級のグレードです。こちらは手間と時間がかかる為、手に入れる事が非常に難しいグレードです。日本では完成品では5万円以上する帽体です。
↑グレード2(あじろ編標準)

あじろ編みで編まれた標準グレードの帽体です。標準とは言えあじろ編みですので、そのしなやかさや使い心地は保証済みです。日本流通価格は1万円〜2万円前後です。

↑グレード1(石目編標準)

日本で流通しているパナマ帽の多くはこの石目編みです。目のつまりがそれほどきつくないので、風通しがよく夏場には重宝します。こちらで日本流通5千円〜1万円前後です。

■特別な方や自分へのお土産にどうぞ!

こうして長い時間を掛けて丹念に織られて行くパナマ帽ですので、是非特別な方への贈り物として、または、ご自身の使い用としてもお買い求めくださいませ。

さて、気になるお値段ですが、弊社でお取扱をしておりますパナマ帽は、石目編みのモデルが$50USD、高級なあじろ編みにて編まれたグレード2のモデルで$65USDとなっております。

グレード3の最上級グレードのあじろ編みパナマ帽は$165USDとなっております。

※グレード4という、こちら注文生産のみの工芸品も受付開始いたしました。価格は$365USDとなっております(アメリカなどの専門ショップでは$2500USの価格がつけられています)この道30年の熟練工が2ヶ月という期間をかけて一つ一つ丁寧に、美しい模様と共に持てる技術を余すところなく注ぎ込み、丹精込めて編み上げた見た目にも美しい世界最上級グレードのパナマ帽です。その容姿は将に芸術です。

今後、こうした職人は減る一方ですので、グレード4を手に入れることが出来るのは今だけです。弊社にサンプルございますので、ご確認の上でご注文いただけます。作成期間2ヶ月/発送はFEDEX)


※類似品/紙パナマにご注意ください!

パナマ帽というのは、天然のパナマ草(トキヤ草)を手で編み上げた工芸品です。お土産屋さんで時々見かけるPANAMAと書かれた帽子は、紙パナマといい、紙をこよりにして糊で固めた製品です。こうした製品はパナマ帽とは違う製品ですので、気をつけてください。糊で固めてあったら注意しましょう。

また当然ですが、CANCUNなどと帯に入った製品はパナマ帽ではありませんので、お値段が安くても間違って購入されないようにご注意下さい。

★在庫に限りがございます!

パナマ帽は一品手作り生産ですので、大量に仕入れる事が出来ません。その為、販売できる数にも限りがございますので予めご了承くださいませ。

お買い求めの際には、弊社まで直接メールでご連絡を頂くか、お電話にてお問い合わせをお願い致します。ホテルゾーンにご滞在のお客様には弊社より直接お届けに上がります。いくつかサンプルをお持ちいたしますので、気に入った形、大きさ、リボンを決めてからご購入を頂く事が出来ます。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

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