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【カンクンで世界遺産であるタコスを極めよう!】

更新日:2020年2月14日 2020年度 最新バージョン!!!

現在カンクンのお奨めタコス屋11軒ご紹介中!!

食の流行りは時間と共に変化します…特にタコス屋については、次々と魅力的なお店が出てきて…なかなか一つに絞りきる事が難しい…でも、このページに期待を込めておられる方、結構多いと思いますので、店長様々な情報と足で探した…店長の現在のベスト…というものをご紹介していきます。ですので、不定期更新となりますので、乞うご期待下さい!!

因みに情報源は、カンクン在住15年の店長吉田とその仲間達のメキシコ人、そして、B級グルメにはうるさいドライバー達のオススメが柱になっています。因みに当店の顧問は、カンクン在住30年、一日に一度は必ずタコスを食べに出るというツワモノです(^^)

そんな、現地在住のタコロジストお薦めのおいしいタコス屋をご紹介します!(ついでにレストランも)


第一位: 「名もなき街頭のタコス屋」 営業時間 7:00am〜なくなり次第終了

タコス屋にもいろいろあって、やっぱり人気はボリュームがあって安くて早くて旨いの三拍子がそろう店。カンクンは物価があがって、なかなかそういうお店が少なくなって、気がつけば、このタコス屋ランキングでも、無難なお店が上位に上がっている始末。。。ふと、店長原点に戻り、、、最近は、結構皆様、行動力もお持ちなので、あえて、店長最近贔屓にしているこんな店をトップに持って来てみました。。。タコス屋ですが、名前はないので、名無しのタコス屋です(笑)

2020年2月現在、未だに店長吉田が贔屓にしているタコス屋トップ。これ昨年度からずっと1位です。

値段は一つ20ペソと、一瞬、タコスの割りに高い?!と感じるのだけれど、↑のタコスを見たら納得のボリューム。

TACOS DE CHULETA (豚ロースタコス)

丸ごと生地に乗ってくるこのインパクト。

これはタコスなのか?!というほど、正直食べにくいし、トルティーヤと、具材に好みのサルサをくわえ、自らのテイストに仕上げるタコスを味わう真髄ともいえる、、、いや、これこそが、タコスの旨さの根幹とも言える。。。そして、タコスを楽しむ喜びを、全て奪っているとすら感じる、、、そう、、、暴挙とすら写るこのタコスの姿を目にして一寸たじろぐのだけれど、、、肉をひとかじりすると、そんな御託はどうでもよってしまう(笑)

うーーん、これ朝からビールを開けたくなる、マジで!

炭火で焼いた骨付きロースは実に美味。その他のタコスでオススメは、牛ハラミのアラチェラと、鳥胸肉の炭火焼。どれもボリューム満点で旨い。

当然なのだけど、ここは人気で最近は結構な混雑をしている。場所は、空港近くのCONFORT INNの目の前。

タコスの概念を覆すインパクトと旨さを是非ご賞味ください。こういうスタイルの店っていつまでも営業をしない事が多いので、旬の今のうちに是非どうぞ!

弊社のツアーでも、期間限定で入れていこうかなぁなどと考えていますが、プライベートツアーの方は、リクエストに応じますので、お気軽にご相談くださいね!とりあえず、このお店がある限りの対応ですけど。。。





第二位: 「CERVECERIA CHAPLTEPEC」 営業時間 13:00pm〜深夜まで

チャプルテペックは、新しく闘牛場にも出店しますます便利になりました!

タコスというのは庶民の為のB級グルメ。高級なタコスもあるけれど、やっぱ街の気軽に立ち寄れて、安く懐にもやさしいお店が一番です。更に、どこでも高めの価格設定であるシーフードのタコスが多いのも女性に人気でおススメする理由です!

ここチャプルテペックは、物価高騰が激しいここカンクンにおいて異彩を放つ激安居酒屋。

全品なんと21.00ペソ(日本円で120円)

価格もありますが、シーフードタコスのラインナップが多くておススメです。

メニューが多いので迷ってしまう日本からのお客様の為に、おススメのメニューをいかにご紹介します。

メニューの中でまずは、【Tacos De Jicama】(根菜のヒカマをタコスの生地に使ったとってもヘルシーなタコス。女性に人気でおススメ) のエリアを見てください。

このヒカマのタコスのセクションにある

Atun Oriental (マグロのオリエンタル風)
※醤油ベースの日本人にもなじみやすい味(写真だと、弊社岡と藤本の前に並んでいる皿)

Aguachile De Camaron (エビのアグアチレ)
※チレセラーノを使ったピリ辛のエビの冷菜、左の写真だと一番左下がそれです。

上記二つは定番。続いては

Tostada】 (トルティーヤを上げた生地)のセクション

Ceviche De Pescado (魚のセビッチェ)
※これは白身魚の冷菜(左の写真で一番下の右側)


Cardo】 (スープ)のセクション

Cardo De Camaron (エビのコンソメスープ)

ビールもコロナやこの店オリジナルのチャプルテペックなど全て21.00ペソです。安いので飲み過ぎないように!

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第三位: 「EL TRASCOS」 営業時間 16:00pm〜03:00am(週末05:00閉店)

深夜営業もしているカンクン在住者には定番のパストール・タコスのお店。

立地と営業時間など、利用のしやすさと、そして、よっぱらいの定番といえば、"TACOS AL PASTOL"という事で、巡り巡って、こちらTARASCOSとさせて頂きました。

本来タコスは朝食がメインなのですが、下でも紹介していますが、営業時間が早いは短いは、立地が不便でたどり着くのも大変だわと、、、おいしいけれど、ランキング上位に持ってくるには難しい条件だったりしたわけですが、今回のTARASCOSは、カンクン在住のメキシコ人の間でも、夜食べるタコスとしては定番のパストールが美味いと評判でいつも人が一杯、しかも、目の前はカジノだわ、深夜営業しているわと、申し分のない条件がそろっていますので、推奨とさせていただきました。

こちらの店長レポートも今回アップしましたので、あわせてご覧くださいませ!

2018年現在、TACOS AL PASTORの1オーダー5個入りは$75ペソ(約\450円)

注文時の注意点は、以下の手順で:

QUIERO UNA ORDEN DE TACOS AL PASTOR, POR FAVOR(キエロ・ウナ・オルデン・デ・タコス・アル・パストール・ポルファボール)

その後必ずトッピング等は?!となにやら聞いてくるので、そのまま

CON TODO, POR FAVOR(コン・トド・ポルファボール)でOKです。パクチー苦手な方は、SIN SIRANTRO(シン・シラントロ・ポルファボール)といえばOK。


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第三位: 「COCONO」  営業時間 13:00pm〜23:00am(日曜のみ20:00閉店)
2016年オープン以来の人気メキシカンレストラン。

ここの売りは、なんと「タコス」。高級で洒落た雰囲気のお店ですが、何がおススメかと言われると「タコス」(笑)

というわけで、タコス屋ランキング3位にてご紹介です。

立地もカンクンのホテルゾーンからタクシーで20分程度でいけますし、タコス以外にも、もちろんメキシコ料理も充実していて(しかも、どれも美味しい)、更にリーズナブル(ペソ安の今だと対日本円だとむちゃくちゃ安くなります)

美味いメキシコ料理をリーズナブルに、ちょっとしゃれて食べてみたいという方には強く推奨いたします。

メキシコ料理は世界無形文化遺産に指定されているわけですが、そんな中でも、珍味中の珍味である「ESCAMOLE」(エスカモーレ)のタコスも食べることが出来ます。

これ、陸のキャビアと言われる「蟻の卵」なんですが、これをタコスの具材に使っているという珍味のタコスになります。これが美味い!!

それ以外にもタコス・デ・チャモーロ(豚の拗ね肉のタコス)やタコス・デ・プルボ(蛸のタコス)など、種類も豊富です。

店長吉田のメキシコ人交友関係の中では、かなりの人気店になっていて、友人によっては、週2日通いつめている猛者もいます(笑)

屋台のタコスは、衛生的にもちょっと、、、というお客様にも、ここなら安心。また、タコス屋って朝しかやっていないんだよね。。。という朝が苦手な方にも、ここなら美味いタコスがいつでも食べられますよ!

というわけで、店長お気に入りのお店なので、3位推奨で、ご紹介させていただきますね。

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第五位: 「SANTOS DE MARISCOS」  営業時間 13:00pm〜24:00am

2015年度5月新登場以来上位継続中!! ルチャドールのマスクが入り口で目を引くシーフード・カンティーナ(居酒屋)「SANTOS DE MARISCOS」です。

推奨の理由は、弊社ブログを読んでいただくとお解かりいただけるのですが、ポイントをまとめますと:

1:シーフード・パストールがとにかく美味い。なぜなら、このタコス、あのカンクンの一流シェフである「CHRISTIAN MOLARES」が作った一品だからです! 

天才シェフといわれ、現在、カンクンでその名を知らぬ人のいない高級レストラン「クリスチャンモラレス」の味が、気軽に楽しめるというのが、一番の理由です。

2:なのに安くて旨い。タコスのくせに、侮れない旨さです!

3:ホテルゾーンにお店があるので便利。

という所です。

場所は、PLAZA KUKULUKANの目の前にあります。レストラン、La Destileriaの横にあるモールの一角にあります。ククルカンプラザの隣にある消防署から道路を渡った向かいあたりです。

ここはタコス以外にも、クリスチャンモラレスが残したきらりと光る一品が満載。是非、いろいろと楽しんでいただき多胎と思います。

特に、写真の一番上、TACOS DE PESCDO AL PASTOR(シーフードタコスのパストール風)、そして、真ん中の写真、Guacamole Con Ostion (ワカモレのスモーク牡蠣添え)は絶品です。ワカモレの概念を覆します(笑)

この店にはドラマがありますので、是非以下のブログご覧ください。


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第六位: 「LA GUADA」  営業時間 13:00pm〜22:00pm

2018年度も引き続き安定した美味さを提供しているのは、やっぱりここ、地元ローカルのバルである「LA GUADA」です。

お奨めの理由は:

1:とにかく、地元のローカルが集まる。

2:安くて旨い(2018年値上げで高くなりました)これがランクを下げた理由の一番です。

3:立地が便利

という所です。

このLa Guadaですが、場所は、闘牛場の一階にあります。ちょっと目立たない店ですが、人は結構いますので、直ぐに分かると思います。

ここはメキシコ料理もおいしいですが、タコスを食べるなら、もう"TACOS DE CHATO"で決まりです。

ボリュームたっぷりなので、二人で一皿で十分ですね!ビールと一緒に是非楽しんで頂きたいと思います。

そして、食べたあとは、目の前にあるPlaza Las Americasでショッピングを楽しんでくださいね!


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第七位: 「EL POLILLA」 7:00am - 11:00am (なくなり次第終了!)

2018年度も上位おススメは、これまた定番の"EL POLILLA"(Moth、蛾という意味です)

場所は、ホテルゾーンから、セントロに入ったちょっと先、Av.NADARという通りを入って直ぐの場所。

バックパッカーの定宿である「カサ吉田」さんの近くにある有名なカルニータ屋さんです。

キロ単位でも売ってくれますが、そんなに普通は食べないので、ここはカルニータのタコスを注文しましょう。

価格は一枚$15ペソ。

カルニータとは豚肉を塩で煮込んだ煮込み料理。隠し味がコカコーラというので有名な料理です。

ここの特徴は、とにかくそのボリュームの多さ。一枚$15ペソとリーズナブルなのに、2枚も食べるとおなか一杯になるほどの大きさ。

注文はMASIZA(マシーサ)というお肉だけのものと、SURUTIDOという全部ミツクスというのが入門編。

写真のタコスは因みに、スルティードというミックスです。なので、豚のレバーやゼラチンが乗っかっていますが、こうしたものが好きでない方は、マシーサを注文してください。

更に、各部位を指定して混ぜてもらう注文方法もありますが、そちらは、弊社のブログで詳細をご案内していますので、イカからご覧くださいませ。

ちょっと場所が分かりにくそうですが、とにかくAv.Nadarに入って歩くと、朝7:00から9:00頃までなら、物凄い混雑をしているので直ぐに分かります。

最近では流しのミュージシャンが音楽を奏でたり、以前と比べるとちょっとずつ雰囲気が良くなっています。

が!

基本は立ち食いです(笑)椅子などはありませんので、ここはメキシコ風に立って食べるか、地べたに座ったり、階段に座って食べてください。

サルサは、全てかける。レモンもたっぷり絞る。

チチャロン(豚の皮を揚げた物)は必ず乗っける。

無茶苦茶おいしいですよ!!


第八位: 「El GUERO」 6:00am - 8:30am (なくなり次第終了)

おいしいタコス屋は数あれど、やっぱりココ。

本当は店長的には2018年度も第一位推奨したいくらいのお気に入りなのですが、立地の不便さが、ランクを下げた理由です。ここ、、、ちょっと気軽に行ける場所ではないのです。

味:1位
価格:1位
種類の豊富さ:1位
立地:ランク外

という内容です。因みに、第8位のSapoの店に近いので、レンタカーなどを利用するなら、タコス食い倒れが可能です。

とにかく、ここのタコスは安くて旨い。

タコス・ギサードといいまして、沢山の種類のなかから、自分の好みのタコスを指定します。さらに、タコスの具は何種類も指定して(つまり、ミックスしても)OK。

そういう意味ではタコス玄人向けのタコス屋です。

タコスは一枚15ペソ!

ボリュームがかなりあるので、3枚食べたら御腹がいっぱい。女性なら2枚でも十分。

ジュースも1本15ペソ。

なので、タコス3枚、ジュース1本なら、お勘定の際には

「Tres Tacos y una rejuresco」(トレス タコス イ ウナ リフレスコ)と言えば、OK。

庶民の味であるタコスは懐にもとっても優しいのです。

注文については、種類が多い上、大混雑をするので、初めて行くとかなり緊張するはず。後ろがまだかまだか、早くしろといわんばかりに急かしてきますから、適当においしそうなものを頼んじゃうのが手っ取り早いですね。

でも、店長のお奨めは:

Patita con Papas (豚足のポテト添え)

lluevo con Cyaya(チャヤ(薬草)の卵和え)

Miranesa De Pollo con Crema (チキンカツのクリームソース)

上記以外も全て旨い!美味しいではなく、旨い!が適当です。

場所はセントロから空港に向けての空港線の途中にあります。車を走らせると、大混雑している場所があるので、直ぐに分かります。



第九位: 「TACO DEL SAPO」  営業時間 7:00am〜14:00pm 
地元に人気で、ドライバー達の御用達、毎日いつ行っても満員の地元タコス屋の筆頭?!

実はこのお店は弊社のツアーでは時々立ち寄ったりして、彼是10年以上のお付き合いをさせていただいておりますが、当初は道端でテントを張って営業しているような小さな小さなお店でした。

SAPOというのは蛙(カエル)のことですが、これはお店の親父さんのニックネームでもあります。そんなトレードマークにもなっているカエルに似た親父さんが、今も変わらずタコスを作り続けています。

このお店は過去10年の間に4回お店が変わりました。最初は道端の露天のような屋台。

そして、その後は同じ路沿いにある、トタン屋根の小さなお店(といえば聞こえがいいですが、やっぱり掘っ立て小屋)に、2010年から、更に路沿いになるもう少し大きなお店(大分立派になりました)へと拡大しました。

さて、ここも先のGuero同様立地が悪いため、推奨が下位になってしまっています。

通常は路線バスやトラックの運転手、そして、ホテルゾーンで働くドライバーなどが、仕事前にちょっと立ち寄って腹ごしらえをしていく感覚で利用するお店になっているので、場所はローカル向けなわけですね。。。

メニューは一種類「CARNE ASADA CON CHORIZO」

枚数を注文して、後はテーブルに用意してある、玉ねぎ、ワカモレ(アボガドのサルサ)、ハバネロサルサなどを好みに応じてかけてほうばるだけです。一枚15ペソの割にボリュームが満点なので、3枚食べるとおなかが一杯になります。

ちょっと見つけ難いお店ではありますが、もしレンタカーなどでダウンタウンから空港に向かって走っていると右側にあります。車も沢山停まっているので直ぐ分かります。

5年前も今も変わらず本当においしいお店です。親父さんも段々歳を取ってきましたが、今でも頑固に厨房?!に立っていますよ!女性にはやさしいので、ちょっとサービスしてくれたりします(笑)オススメです!


第十位: TACO RIGOS 営業時間 早朝7:30am - 深夜2:00am

カンクンでは知らぬ人のいない有名店です。

その名は「タコ・リゴス」

安定して、おいしい味を提供し続けているメキシコでは珍しい人気店!流行廃りで、味が濃くなったりサービスが悪くなったりという、メキシコならではのムラがありません。

いつでも安心しておいしいタコスが食べられるという事で、最近では店長の定番になっています(^^)

店長オススメは「TACO DE SUADERO」

薄くカットした牛胸肉を香ばしく炭火焼き風に仕上げたタコスで、パリッとした歯ごたえと香ばしさが食欲をそそる逸品です。

もう一つのオススメは「TACO DE LENGUA」

牛タンのタコスです。これもまた旨いです!

店長お奨めのタコリゴのハバネロのサルサをかけて食べると幸せになれます。激辛なので、注意が必要ですが、非常に美味です。

場所はメルカド28の近くですが、初めてだと絶対に迷うので、セントロからはタクシーを利用しましょう。

「TACO RIGO, POR FAVOR」でOKです。$25ペソで行きます。スーパーでの買い物の前に立ち寄るなどして、利用すると効率よく回れます。ウォルマートからでもタクシーで5分の距離です!


←新情報!こちらの出店がホテルゾーンに出来ました。場所はコンベンションセンター裏、日本食の「花いち」さんのお店があるモールの裏手になります。FACBからは目の前です!


第十一位: LA TAXQUICITO 営業時間 18:00pm〜 バストールがオススメ!!

2014年オープンのタコス屋さん。セントロのウォルマートに近い「Plaza Las Avenidas」というモールにある、タコス屋さん。

フェイスブックに住所等出ていますので、以下からご確認してみてください。

https://www.facebook.com/Taxquicito?ref=stream

ここのオススメは、パストールだけ!!

注意してくださいね。パストールだけがオススメです(笑)

店長の知り合いのメキシコ人の間でも話題のお店で、何故かパストールは大変美味しいのに、他のメニューはダメ出し状態です(^^;

が、パストールだけは1位に上げてもよい美味しさなので、店長もパストールが食べたくなったら、最近はここに行っています。

というわけで、10位にランクインです。

ニンニクが上手に効いているので、ビールなどにも大変合います。もちろん、店長オススメのビールは「TEKATE LIGHT」。ライトが嫌いな方は通常のテカテと一緒にどうぞ(^^)

パストールという事で、日没後の夜の営業ですから、ウォルマートの買い物の帰りにちょっと立ち寄るなどの利用でもよいかもしれませんね。

ウォルマートからだと徒歩5分です。

是非旨いパストールをご賞味あれ(^^)


【タコス豆知識】
一概にタコスと我々日本人が考えるものは、トルティーヤに具材をのせたもの…といった程度だと思います。

が、当地メキシコの人にとっては、更にタコロジストと自称するマニアにとってはそのこだわりたるや尋常ならざるものがあります(笑)

そこで、タコロジストにタコスについてのちょっとした知識を聞きましたので、こちらに転載いたします。


1:タコスは、種類が豊富?! お店によって人気メニューが異なります

タコスには様々な種類があります。例えば上記第二位に紹介したTARASCOではTACO AL PASTORという肉のケバブ焼きタコスが有名ですし、六位のSAPOの店なら、豚肉のASADA CON CHORIZOが有名です。また、2018年度一位に紹介した「チャプルテペック」スなどはシーフードタコスが人気メニューです。

だから、何のタコスが食べたいか。。。で、向かうお店も異なってきます。

日本の方に受けがいいのは、TACOS AL PASTORという、豚肉をアチョーテでマリネして何層にも積み重ねた串焼きをじつくりとオーブンでローストする肉を使うタコスです。

そんなパストールは、通常は夜に食べるタコスですが、上記ランキング9位の有名店、「TACO RIGOS」では一日中オーダーが可能ですので、是非挑戦してみていただきたいと思います。


2:タコスの生地であるトルティーヤは手コネのマイスがベスト

タコスの生地というと、アメリカからいらっしゃる方の大半は小麦粉のトルティーヤを想像されると思います。メキシコでも北部地域では小麦粉のタコスを好む傾向があるようですが、ユカタン半島はマヤの地、トウモロコシの特産地です。

この為、マヤの時代より、トルティーヤと言えば、マイス(トウモロコシの粉)が基本になっています。

このトルティーヤ。トルティージャとも言われますが、トウモロコシの粉を、ライムを加えた水でたっぷりと丁寧に練りこんで、マサという生地を作ります。これを丸く手で生地を伸ばして、フライパンの上でこんがりと焼き上げるのが、ユカタン風。鉄板の板で挟んで薄くしてしまうのが、多くの場所で見られますが、やはり手だけで作られたトルティーヤが一番最高です。

これだけでも十分おいしいのに、そこに炭火で焼いた豚肉をのせて、サルサをたっぷりかけてあげると、びっくりするような味わいが広がります。


3:サルサはベルデ(緑)とロッハ(赤)、両方かけるのが基本

そして、極めつけは備え付けのチレやサルサです。

サルサというのは一見、食事のお供のような位置づけに捕らえられがちですが、実はとても大切な、ある意味、メインとなるタコスより重要だったりします。各家庭ごとにサルサのレシピがあるくらい多様に富むのがサルサですが、この野菜をたっぷりと使ったサルサソースが、その辛味成分であるカプサイシンと共に、心臓病の抑制や、更に育毛作用、挙句の果てには、自殺率が低くなっている理由だとも言われたりしています(^^l

そういえば、メキシコという国では、自殺率が世界一低いことが統計上でも広く知られていますが、その理由がこのサルサを多量に食すことだとも言われたりしています。面白いですね!

さて、そんなサルサについて、ちょっと細かく説明をします。

赤いサルサであるサルサロッハは、ユカタン半島ではハバネロなどを使います。生のチレをチョップして、レモン水に塩を加えれば即席のサルサ・ハバネロとなりますが、チレをグリルして、皮をはずし、カプサイシンの成分となる激からの種を取って、すりつぶし、トマトや玉ねぎ、シラントロ(香草)を入れて液状にしたものがサルサロハとなります。

逆に、緑のサルサである、サルサベルデは、食用ほおずきを使ったちょっと酸味の強いサルサ。こちらのチレには辛味の薄いチレ・セラーノというチレを使い、上記と同じ工程で作成します。

どちらも片方だけでは、ちょっと物足りないのが特徴で、だから辛味と酸味と、タコスの具が上手く調和するように、両方のサルサをたっぷりとかけるのがメキシコ風なのですね。

このサルサが重要なのは、このサルサがおいしいと、具がちょっとくらい美味しくなくても、またトルティーヤが古くてちょっと硬くなっても、このサルサだけで何でもおいしい料理に変身してしまうところが、魔法のソース(サルサ)といわれる所以なのですね。

ですので、タコスを食す場合は、是非、遠慮しないで、サルサをたっぷりと(もちろん、辛みには気をつけて)かけてご賞味くださいませ(^^)


【@カンクン流−常夏のカンクンでパストールとビールで乾杯する!】


長くカンクンに暮らしていると、食べなれたメキシコ料理の中でも、時々無性に食べたくなるものがあります。それがタコスなのですが、その中でも特に店長が好きなのが、「PASTOR(パストール)」夜になると、メキシコ料理店の店先で、おいしそうな赤い豚肉のかたまりが、炭火焼コンロに掛けられておいしそうな匂いを発しているのを見かけます…そう、あれのことです!

初めてメキシコに来ると、嫌が応にも目に付くこのビジュアル的な光景は、B級グルメの食指を動かさずにはいられず、必ず一度は注文してしまうはずです。

そして、このパストールを注文する時に欠かせないのがセルベッサ(ビール)でして、これはもう店長の中ではワンセットになっています。なので、仕事でセーリングをしていい風に当たって、すがすがしい一日を過ごした暑い夜には、あーー、一杯やりたいなーーという、これほとんど人間の本能に基づいた感情が食欲と同時にわきあがってくる。将に日本の夏におけるビアガーデンでビールをぐいっと飲みたいというあの感情です。

そうして、行き付けのいくつかのタコス屋へと足を運ぶわけですが、先日、こんな風にまたまたビールで一杯やりに行きたいとタコス屋に出かけ、いつものようにパストールを5枚注文し、ビールは店長お気に入りの「MODERO ESPECIAL(モデロ・エスペシャル)」を注文しました(パシフィコとモデロが2013年現在もお気に入り)

そして、出てきたパストールを食べながら、何故ビールとパストールはこんなにもよくあうのだろうか?考えました。するとある一点に行き着きました。そう、それは、将にビールとギョーザの関係だったからです(笑)

パストールというのは、豚肉です。その豚肉をニンニクとアチョーテ(色紅)という香辛料で漬け込んで、串に何層にも重ねて炭火であぶり焼きにする。その肉に、たまねぎ、シラントロ(香草)、パイナップル(←これ超重要)を、タコスの生地に乗せて食べます。

そして、パストールのおいしさの秘訣は、焼き加減にあり、おいしいお店と駄目なお店の決定的な違いがここにあるわけですが、この香ばしい焼き目の食感が将に旨さの秘密でもあります。

で、ここまで読んできて、ん?これってやっぱりギョーザに似ているよね?と気がついたと思います。ニンニク、たまねぎ、豚肉をベースに、炭火でかりっと焼き上げて、薄いタコスの生地に包んで食べる。。。形は違えど、ビールに良くあうコンビネーションなんですよね。

さて、こんなパストールですが、食べ方が中々分からない。。。サルサの配合もあるし、おいしくビールで一杯やるにはどうしたらいいのか?!という訳で、今回@カンクン流、パストールとビールの楽しみ方をここに伝授いたします(笑)

注文の際には、「Con Todo」を注文します。

パストールをくれと頼む時、必ず全て乗せてきてくれというエブリシングという意味の「コントード」にて注文します。これで、たまねぎ、香草(シラントロ)、パイナップルがのって出てきます。どうしても、香草が苦手な方は、Sin Sirantroと言って抜いてもらってください。

続いて、ビールを注文します。

これはお好きなものをどうぞ。超ライトなのがお好きであれば、このユカタンエリアで絶大なシェアを誇る「SOL」がいいでしょぅし、もうちょっと味が欲しい方は店長お気に入りの「MODERO ESPECIAL)」、更に店長は最近はXXのAMBAR(アンバー)がお気に入りです。

■こうして注文が終わると、通常はサルサとライムが出てきます。目の前に出てくる緑色のサルサが「サルサ・ベルデ」、赤色が「サルサ・ロッホ」と言って、緑の方は緑色野菜系の甘みを足す役目を、赤はちょっと辛味を足す役割をします。ライムは酸味ですね。

■さぁ、パストールが出てきました!いよいよですが、直ぐに食べるのはちょっと待ってください。まず、これから更においしくする為の順番があるからです。

1:まずライムを搾ります。これ、一杯絞ってください。沢山絞るのがポイントです。パストールはニンニクがかなり効いており、そのままだとニンニクの味が前に出すぎていますので、ライムの酸味で味をまろやかにします。

2:サルサを2種類かけます。一種類ではなく、二種類ともかけてください。これが基本です(^^)比率は1対1か、辛さが苦手な方は緑の方を多めにして、赤を軽くという感じでもよろしいかと思います。このサルサの辛味と独特の香りが、ニンニクとライムの酸味と絶妙なハーモニーを奏でます!

サルサですが、遠慮しないで、スプーンでざっとかけるのがポイントです。ちょっとずつ。。。というかけ方ではなく、一気にかけてください。味を見ながら少しずつだと、舌がニンニクにそまってしまつて、せっかくのその後のサルサとのバランスが崩れます。なので、もし、味を見ながら。。。という場合でも、ライムは忘れず搾ってください。

3:熱いうちに頬張ります。そして、ビールをぐいっとやる。あーーー、天国です(^^)

炭火の香ばしさとニンニクと香草の風味、サルサの辛味、パイナップルとたまねぎの甘み、そして、ライムの酸味が口の中で一気に爆発します。タコスの薄い生地と食感は、将にベストマッチ!これでビールのすっきりする炭酸と程よいアルコールが、体の疲れをぐっと癒してくれます(^^)

んーーー、最高です!!

■この組み合わせは、何度食べても絶妙です。ギョーザとビールと本当に同じ。一度、この味にはまると、このパストールの為に、メキシコに来たくなります(本当です)メキシコ料理にもいろいろありますが、本格的なものもいいですが、こういうB級の庶民の食にも是非ご滞在中に一度はふれていただきたいと思います。

■さて、最後はオルチャタで〆!

あーーーおいしかった!!と実はこれで終わりではありません。この時点で舌に残ったパストールの味が、ビールの炭酸ですっきりとしているかとは思いますが、店長の場合、必ず〆はあるものでしています。日本の食事と違い、こちらの食事というのは甘みがあまりありません。その為、西洋の食事にはデザートという項目が普通にあるわけですが、パストール食べた後にケーキは食べたくなりませんが、あるものが飲みたくなります。

それは、人それぞれありますが、私の場合は、それが「オルチャタ」です。米を使った飲み物で、シナモンが効いている実に「甘い」飲み物です。通常、店長はあまりこういう甘いものは好んで飲まないのですが、何故かタコスやパストールを食べる時にだけ飲みたくなります。このオルチャタを飲むと、すっきりとして、何かもう一つたりないな…という部分が一気に解消します。

満足度数100%を達成!その影にはこのオルチャタも貢献しているわけです(笑)